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ひこまるの可愛いナンパブログ

夜遊会 会長ひこまるの夜遊び日記

ナンパはシンパシー

思うこと その他

 

 

 

 

 エンドルフィン、ドーパミン、ダイノルフィン、快感へ誘う脳内化学物質が分泌され体内を駆け巡る。

 

全面ガラス製のモザイクタイル、壁は真っ赤に染められて、部屋の中にはベットと猫足のバスタブとその間にある鉄格子。ここは非日常空間だ。

 

目の前には黒光りするエナメルのボンテージを着た嬢王様。整った顔と艶やかなロングヘアーをなびかせている。

軽蔑する様な鋭い目で僕の目を見る。

 

「ホントお前は変態だね」

 

その言葉を聞いた僕はもう一度、嬢王様が言った言葉を頭の中で繰り返した。

ギンギンに勃起した。

 

真っ直ぐな目で僕を見てくれる嬢王様。

自ら、今ある快楽にブレーキをかける。

いつもならここで満足して終わるパターンだ。

 

けれど、この時は違った。

『もっと嬢王様と分かち合いたい』

真っ直ぐな目で次の言葉を待つ嬢王様。

理性や思考より先にひこまるは次の言葉を言った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SMと出会ったのは20代の半ばに差し掛かろうとした時だった。

 

夜な夜なナンパをしては女性を抱いていた。たくさんセックスをした。

既セクと呼べる女性もたくさんできた。

しかし、なぜか満足いくような日々ではなかった。この頃、普通のセックスでは刺激が足りなくなっていたのかもしれない。

 

いや、昔からだ。

昔からセックスをする度に物足りなさを感じていた。

ポカンと穴が空いたような。何かが足りない。

 

 

 

ある日、女性をタオルで縛ってみた。

 

「なぁ、このタオルで手、縛っていい?」

「えぇ~いやだ~」

 

言葉では、「嫌」と言っているが、縛ってくださいと心の声が聞こえた。

手を縛る。

 

「もう・・・恥ずかしいよ…」

 

縛り終えた後、女性の表情が変わる。

目の前の女性は今まで見たことの無い顔をしていた。『もっとしてください』と僕の方を見ていた。その勢いのままタオルで目隠しをした。

 

「あっ、ちょっと、あぁ」

「・・・嫌じゃないやろ?」

「もぅ・・・変態…」

 

これだ。

と、強く思った。僕が求めていたのはこれだと。心の奥の方でシンパシーを感じた瞬間だった。

『変態』

ああ、たしかにひこまるは変態だ。その変わった態勢のせいで大勢の人から嫌われるかもしれない。でも、これからは変態を隠すのはやめよう。大勢の人に嫌われても一部の女性とシンパシーを感じあえたらいいのだから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縄を買った。

 

先ずは縛りだと思った。ネットで縛り方を調べた。最初は2Lのペットボトルを縛った。基本的な縛り方は覚えた。

早く人を縛りたかった。深夜、家の近くに住んでいた後輩(男)の家に行った。

 

「ひこまるさん、何なんですかこんな夜中に?」

「おい。これで縛らせてくれ」 

「え、えっ?ちょ、ちょっと縄じゃないですかw」

「頼む。縛らせてくれ」

「いや、嫌ですよw頭おかしいんじゃないですか?イカレてますってw」

「イカレていてもいい。頼む。縛らせてくれ」

 「はぁ~、ホント意味わかんないですよ・・・わかりました。縛っていいですよ」

 

初めて人を縛った。思っていたより難しかった。ひこまるは何事にもストイックだ。それからたくさん練習をした。

後輩には感謝している。

「ひこまるさん、男二人で縛りってイカレてますって!」と何回も言われながらも縛らせてもらった。

 

それからは女性も縛った。SMの道具もたくさん買った。カタチだけの肉体的なSMはできる様になった。けれど、あの最初のタオルで手を縛った時のシンパシーは感じられなかった。

何かが違う・・・

それからもっと深くSMについて勉強しようと思った。

 

SM関連の書籍を買った。ネットでもSMについて調べた。SMブログを読み漁った。

『SはサービスのS、Mは満足のM』 

SMの世界でよく使われている言葉だ。そして、これがSMの本質だった。

僕の固定概念が覆された。

SMの本質は精神的な部分にある。

今までは【S=無理矢理相手をいじめたり、相手を傷つけたりして快楽を感じる人】と思っていた。それはSMでも何でもない。ただの自分勝手なわがままだ。こんなんじゃシンパシーを感じれない。Sの本質は【S=相手のことを考えて、相手がして欲しいことを引き出してあげる人】だった。

その延長線で相手を傷つけたり虐めるという様な行為があるわけで、その本質が無かったらSMじゃない。僕がカタチだけのSMをしてシンパシーを感じれなかったのはそこかもしれない。

ナンパも一緒だと思う。

何かが変わった。

この本質を取り入れてナンパをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ、ちょっと何言ってるかよくわからない・・・変態やん、キモッ」

 

なかなかすぐに理解してくれる女性はいない。それでも僕はSMを追求した。人の心の奥の、ずっと奥の方の方にあるドロドロとした歪で醜く美しい感情を引き出したくて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奴隷ができた。

僕に忠実な可愛い奴隷だ。

奴隷とのSMは刺激的だった。お互いに共感しあい、共鳴し、シンパシーを感じあえた。僕は日常生活では絶対に出さない感情を引き出したくて、奴隷はその感情を僕に伝えようと、必死でSMに取り組んだ。

 

「やばい…こんなの初めて…」

 

 僕とSMプレイをする女性はみんなこの言葉を口にしてくれた。今まで経験したことの無い感情と快楽に溺れる女性を見るのが快感だった。

 

しかし、何事もそうそう上手くいく日々は続かない。

 

奴隷が減った。

それは些細な出来事がきっかけだった。

『今日会えますか?』

奴隷から連絡がきた。

僕はその日の予定は何も無かった。その時はただめんどくさく、自分の都合だけで今日は会えないと言った。

また別の日に今度は僕から、僕だけの都合でその奴隷とSMをしようとした。SMの本質、相手の事を考えてなかった。

SMにおいての圧倒的AFC・・・

もっと自分勝手じゃなく相手の事を考えないとシンパシーを感じれない、と強く思った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数年の月日が経ち、今現在の僕に至る。ナンパもした。SMもした。女好きを集めて夜遊会という会を作り活動した。そして、ナンパクラスタに入った。

そこでナンパ師の人達とのたくさんの出会いがあった。夜な夜なナンパ師達と遊んだ。毎日が楽しかった。もっとたくさんのナンパ師の人達と会ってみたい。

これから先の日々にもワクワクしている。

 

しかし、何かと楽しい日々を送り続けると見失う物もある。それは昔からだ。

昔から自分の事は自分が一番よく分かっている。

もう一度、自分が武装した武器を捨てよう、鎧も脱ごう、裸になろう。

 

 

そんな時、僕はあの場所に行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和の匂いを残す街角に赤レンガのそびえ立つ五階建てのビル。赤色のLED電球が煌めく真っ黒の名前の無い看板。

ここは大阪ミナミ千日前通りの裏側の路地。

赤レンガの建物の入口にはたくさんの人の背丈ほどある植木鉢が並ぶ。その入口を入ると、そこは非日常空間。

僕はその入口に吸い込まれる様に入った。

 

 中に入ると、紳士的なスーツの男性が出迎えてくれる。

 そのスーツの男性と少しだけ言葉を交わし、建物の二階にある一室に足を運んだ。

高鳴る気持ちを抑えてゆっくりとドアを開ける。

部屋の中は赤と黒の妖艶な光が煌めく。

人間の性質上、赤い色を見ると神経が刺激され興奮状態に陥りやすくなる。

部屋に入った僕は、早くも興奮してきた。

 

同じ異空間にいる一人の美しい女性。

いや、嬢王様だ。

整った綺麗な顔、艶やかな肌、極上のヒップラインに黒ボンテージ。

妖々とした笑みを浮かべ僕を見ている。

Sexyという言葉を擬人化した様な姿で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SMの話をした。

心の奥の深く深い話だ。

僕がSMをすること。僕がSMに求めること。僕がなぜ今日ここに来て、何をしてほしいかということ。

嬢王様は隣で優しく僕の話を聞いてくれた。

お互い言葉を交わす。SMについて話し合う。いや、SMだけではない、性という、人間の欲求についての話だ。

僕の欲求は一つだけ。

シンパシーを感じたい。

 

嬢王様は僕の歪んだ欲求を理解してくれた。

 

ベッドの上、隣に座っている嬢王様の手が、ゆっくりと僕の上半身に触れる。

卑猥な手が上半身をゆっくりとなぞる。

 

「興奮してきたの?」

「・・・・・は、はい」

 

SとMの関係ができた。

普段のひこまるはSだ。

でも、今日は違う。

今日は嬢王様がSで、ひこまるがMだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、SMの始まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は自分の本能に従っていいのよ。

ほら、どうしてほしいの?」

「・・・も、もっと気持ちよくしてください!!」

「ふふふ…」

 

今日は本能をさらけ出そう。そして、シンパシーを感じ合おう。でも、まだだ。

まだまだ足りない。もっと奥の方へ…

 

「じゃあ服を脱いで全裸になって。もちろん自分で脱ぐのよ。」

「・・・・は、はい」

 

服を脱ぎ全裸になる。

 

「ふふ…だらしない体ね!」

「・・・すみません…」

 

ベッドの上で仰向けにされた状態になる。

嬢王様が僕の体に何かを垂らした。

透明なとろとろした潤滑剤が僕の体を包む。

嬢王様の手が僕の体をなぞる。

 

ビクッ!ビクッ!

 

「もう、気持ちよくなってるの?」

「や、や、やばいです!!」

「ふふふ…もっと楽しませてね」 

 

 嬢王様の手が徐々に下降してきて、下半身へと伸びる。

ゆっくりと、ひこまるを包み込んで優しく弄ぶ。

 

「あ、あぁー!気持ちいいです!」

「もうイキたいの?」

「は、はい!!」

「まだダメ。もっと楽しませてよ。ふふ…」

 

ひこまるを包み込んだ手が離れていく。

仰向けになっていた僕はベッドの上で起こされた。焦らされた悔しさと、これから始まるプレイに期待と股間を膨らませた。

さぁ、次はどんなことをしてくれるんだい嬢王様…

 

 

 

 

「それじゃあ次は犬になろうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュチュエーションプレイ。

SMの中では誰もが現実の自分とは違う自分になれる。世間のシガラミやジレンマを捨てて。医者や教師や警察官に。

そして犬にでも。

両手と両足を床につけて嬢王様の方に顔を上げる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わんっ!!」

 

ひこまるは犬になった。

犬種は何だろう?変態犬か?うん。それがお似合いだ。

嬢王様が僕のお尻を叩く。

 

パチーン!パチーン!!

 

「変態な犬にはお仕置きだね!」

 

パチーン!パチーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スパンキング

お尻を叩くという行為。

お尻を叩かれる痛みと羞恥心が混ざり合い、脳の感覚が麻痺する。痛みを快感と捉える様になる。

嬢王様のスパンキングは心を叩いている。お尻じゃない。心だ。

 

僕はもっと自分の歪んだ心を叩いてほしくてお願いをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わん!!わんっ!!!」

 

 パチーン!パチーン!!パチーン!!!

 

 もっと、もっともっとだ。

 

吠えながらお尻を振る。

 

フリフリ♪

「わんっ!!わんわんっ!!」

「本当に変態な犬だね!!」

 

パチーン!パチーン!!パチーン!パチーン!!!!!

 

 赤く腫れ上がるお尻。

痛みよりも快感が心の奥の方から押し寄せてくる。心に付いていたシガラミやジレンマが取れていく。

プレイをしていく中で、嬢王様と僕はどんどん共鳴していく。

でも、まだまだだ。まだ深くいける…

 

 

 

 

「じゃあ次は何をしようかなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉なんていらない、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嬢王様…」

 「ん??」

「コレを僕に使ってください」

「ふふふ…やっぱり面白い変態だね」

 

僕は自分のバックから自ら持ってきた開口器を取り出して、嬢王様に渡した。

普段は僕が奴隷に使う開口器。

今日は自ら使おう。奴隷の気持を味わいたくて、僕は嬢王様に開口器を付けてもらう。

ゆっくりと口が開く。完全に広がった上顎と下顎。喋ろうとしても力が入らない。

 

「あはは…どうしてほしいの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ。もう、言葉なんていらないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フンガッ!フガフガンッ!!ンンンン!!!」

「あははははは!何言ってるかわかんないよ!あはは…」

 

 

そりゃそうだ。開口器を付けているから。言葉失った僕は嬢王様を見つめる。言葉以外で気持を伝えるんだ。

 

 

僕は開口器の隙間から舌を出した。

舌を左右に振った。

それを見た嬢王様が僕の口に指を突っ込んでくる。僕は気持を伝えようと必死で指に舌を絡める。力の入らなくなった口からは唾液がたれ流れる。

今、僕が思っていること、感じていることを嬢王様の指先に舌だけで伝える。

 

 

指に絡めている舌を見ながら嬢王様は言った。

 

「わかったわ」

 

その瞬間、僕の舌を親指と人差し指の2本の指で引っ張った。

 

「イッ!!ンググ!!!」

「こっちにきて」

 

僕はそのまま引っ張られて部屋の中央の鉄格子の所まで連れていかれた。

 

その鉄格子にぶら下がっている手錠に僕の両手は吊るされた。

両足も肩幅くらいの感覚に開かされ鉄格子に拘束される。

完全に身動きが取れなくなった。

嬢王様がゆっくりと僕に付けてあった開口器を外す。

いよいよクライマックスの時が近づいてきた。

 

さぁ、いこう。醜く歪んだ心の深層部へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エンドルフィン、ドーパミン、ダイノルフィン、快感へ誘う脳内化学物質が分泌され体内を駆け巡る。

全面ガラス製のモザイクタイル、壁は真っ赤に染められて、部屋の中にはベットと猫足のバスタブとその間にある鉄格子に拘束された変態。ここは非日常空間だ。

目の前には黒光りするエナメルのボンテージを着た嬢王様。整った顔と艶やかなロングヘアーをなびかせている。
軽蔑する様な鋭い目で僕の目を見る。

「ホントお前は変態だね」

その言葉を聞いた僕はもう一度、嬢王様が言った言葉を頭の中で繰り返した。
ギンギンに勃起した。

真っ直ぐな目で僕を見てくれる嬢王様。
自ら、今ある快楽にブレーキをかける。
いつもならここで満足して終わるパターンだ。

けれど、この時は違った。
『もっと嬢王様と分かち合いたい』
真っ直ぐな目で次の言葉を待つ嬢王様。
理性や思考より先にひこまるは次の言葉を言った・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぼ、僕は変態です!この歪んだ心をさらけ出したいです!全部出したいです!!もっと!もっと気持ちよくしてください!!」

 

「ふふ…よく言ったね!流石、正直な変態ね!ふふふ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひこまるの目から涙がこぼれ落ちた。

この涙は何だろう?醜い涙?綺麗な涙?自問自答を繰り返す。

いや、この涙はひこまるの人格だ。

そう、これが変態の涙だ。

 

両手を吊るされ、両足を拘束され、身動きが取れないまま、嬢王様の手が下半身にゆっくり伸びてくる。

艶やかなその手で下半身のひこまるを包んだ。

 

嬢王様の手が動く。

 

 

シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

 

 

 

 

 

「あぁー!気持ちいいですーー!!」

「ほら、全部出していいよ!」

 

 

シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

 

 

 

 

「あばばばばばばああああばばばばばばば!!!!」

「ふふふ…ほら!全部出して!」

「い、い、いくぅーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、不安、欲望、苦しみ、快感、興奮、緊張、心の深層部にある様々な感情を嬢王様と共感し共鳴し、そしてシンパシーを感じた。

僕が求めていたのはこのシンパシーだ。

乳白色の液体がひこまるから流れる。

 

「よく頑張ったね」

「ありがとうございます」

 

そう言って、嬢王様はSM道具の箱の中からマジックペンを取り出した。

マジックペンのキャップを外して僕の身体に文字を書き出した。

 

「えっ??」

「これは私からのプレゼント」

 

吊るされた両手の手錠と両足の拘束を外されて、鏡の前に立たされた。

鏡の中、僕の身体に書かれた文字を見て僕と嬢王様は笑った。

 

そして、僕らはまたSMの話について語り合った。全てを解放した僕らは笑いながら楽しいひと時を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャワー浴びようか?」

「いや、いらない」

「え?いいの?」

「この文字が消えてしまうから」

「ふふ…本当に君は面白いね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体に刻まれた文字を消さないまま、僕は着替えて建物を後にした・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、感じたことはとても大切なことだった。ナンパをしていると共感すること、共鳴すること、そしてシンパシーを感じれることがある。これからもその瞬間を大切にしていこう。

 

誰かが言った。

『セックスなんて猿でもできる』

確かにそうなのかもしれない。

けれど、僕らは人間だ。

愛することも、怒れることも、哀しむことも、そして、SMだってできる。

 

ナンパをしてセックスをするということ、非日常的で凄いことだと思う。

でも、僕はその先に行きたい。

セックスの向こう側へ。

 

 

ナンパはボランティア、ナンパはエンターテインメント、ナンパはイマジネーション、ナンパはインスピレーション、色々あるけど、ひこまるにとってナンパはシンパシーだと気付いた。

ありのままの自分をありのままの女性と分かち合おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰り、自分の身体に刻まれた文字をもう一度見た。

 

自然と笑みがこぼれた。

 

そうだ、これでいい。

 

これからもたくさんの女性とシンパシーを感じ合いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この刻まれた文字がひこまるだ。

 

 

 

 

 

 

 

だから、今回だけは言わせてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

SMを愛してきた人達と・・・

 

 

 

 

 

 

これからSMを愛する人達へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう。SMができたよ。

 

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ナンパはシンパシー  おわり